東日本建設コンサルタントは、1966（昭和 42）年の創業以来、60 年近くにわたり測量･設計技術を中心に「なるほど！」を提案し続けてきました。これもひとえに弊社の持続可能な発展を築いていただきました多くの地域の皆様、お客様、そしてこれまでの諸先輩をはじめとする全従業員の皆様のおかげと心から感謝申し上げます。

弊社は、測量を皮切りとし設計、用地、補償、インフラメンテナンスに至るまで、総合建設コンサルタントとして業務拡大を図り、人々の安全・安心と経済活動を支える道路・河川・港湾･海洋調査･都市計画･エネルギーなどの社会資本の整備・維持に取り組んでまいりました。そして現在、防災･減災･国土強靭化への取組みのほか、BIM/CIM、AI、UAV、ROV（水中ドローン）などDXにも力を注いでおります。

2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災と、その後の東京電力福島第一原発事故においては、原発事故による影響の不安が渦巻く中、弊社の従業員が地域を守る使命感をもって、復旧・復興という難局に敢然と立ち向かい、社会資本の復旧・再整備に大きく貢献いたしました。この「社会資本整備を通して地域社会の安全と安心に貢献する」という企業理念があったからこそ、弊社がこれまで半世紀にわたり地域に根差した企業として存続してこられた意義であり、これからも弊社に生き続ける精神であると確信しております。

東日本建設コンサルタントは、これからも先端技術を積極的に取り入れ、機器の取得や技術の習得に努めるなど、時代潮流を的確に捉えた企業運営に努めるとともに、普遍的な「人としての道理」を判断基準とし、全従業員の幸福はもとより「人」を大切に、地域の声に真摯に耳を傾け、将来にわたり地域社会の安全と安心に貢献し続けることを目指してまいります。

今後とも、皆様方のより一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。